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trivia?
triviaは、他人から見たらちっぽけ(trivia)に感じられてしまう、個人的で切実なことがらを支える「公共のデザイン(まちづくり)」に取り組もうと、田北が2000年から始めた活動です。
まちづくりを 〈社会的に孤立している人の関係や事象を、まち(地域社会)という中間領域にひらき、支えること。また、居合わせた人たちと共に、日々の暮らしの課題を乗り越え、次の世代に希望をつないでいく実践〉 と定義し、現在は大学教員の立場で教育研究に取り組みながら、実践を重ねています。
profile
田北雅裕TAKITA Masahiro
九州大学大学院人間環境学研究院専任講師|
社会福祉士
1975年 熊本市生まれ。2000年、学生の傍らデザイン活動triviaを開始。以降、まちづくりとデザインを切り口に様々なプロジェクトに携わる。04年に熊本県杖立温泉街に移住、住民の立場からまちづくりを実践。09年より現職。現在は、コミュニケーションデザイン/サービスデザインの観点から、主に子ども家庭福祉の課題を乗り越えていくための実践・研究に取り組んでいる。芸術工学修士(九州芸術工科大学)。
一般社団法人福祉とデザイン ディレクター、認定NPO法人SOS子どもの村JAPAN コミュニケーション部ディレクター、社会福祉法人抱樸 理事、アフターケア事業全国ネットワークえんじゅ 理事、糸島市子どもの権利委員会 委員長、那珂川市文化芸術推進審議会 副委員長、新福岡県立美術館 管理運営アドバイザー、久山町行政評価外部評価委員会 委員長なども務める(2023.10現在)。
- portfolio
- interview
- archive
projects
- オモイデアンケート
triviaを始めた2000年から続けているライフワーク。想い出のやりとりを通じて生じる関係性、そして「きくこと」を何かの手段にしないこと、等を念頭に置きながら続けている。
- 福祉とデザイン
デザインが持つ可能性を福祉の世界に実装していくプロジェクト。2014年から取り組んでいた「行政とデザイン」プロジェクトを2022年8月に「福祉とデザイン」と改め、新たに設立した「一般社団法人 福祉とデザイン」にて取り組んでいる。
- フォスタリングカードキット「TOKETA」
フォスタリングカードキット「TOKETA」は、里子や実子、そして、これから里親家庭で過ごす子どもたちのためのカードキット。カードを使いながら、子どもが里親家庭や里親制度についてよりよく理解できること、また、子どもと支援者のみなさんとの関係が打ちとけ、安心して対話や質問ができる関係性を築いていくことを目指している。日本財団と共に企画制作。現在は「福祉とデザイン」で販売している。
- 子どもの権利を学ぶワークショップキット「きかせてジャーニー」
きかせてジャーニーは、学校や地域の中で、子どもたちがお互いの声をきき合いながら「子どもの権利」を学ぶワークショッププログラム。ファシリテーターと一緒に、旅をコンセプトにした3つのワークを通して楽しみながら「子どもの権利」への理解を深めていくことができる。UMA / design farmとチームを組んで、企画制作を担当。発行は、子どもアドボカシーセンター福岡。
- 杖立温泉|熊本県阿蘇郡小国町
2003年に杖立温泉景観整備基本計画の策定に携わり、翌年より移住、まちづくり機関を設立。2009年の九大赴任にあわせて福岡に居を移したが、引き続き、住民の立場からまちづくりをサポートしている。
- 認定NPO法人 SOS子どもの村JAPAN
2012年よりコミュニケーション部ディレクター(理事)として、法人全体の運営とパブリックリレーションのディレクションに携わっている。2014年創刊「かぞく」編集長。2015年より「みんなで里親プロジェクト」担当。
- ウェブサイトIris
社会的養護経験者向けのウェブサイト Iris(アイリス)。社会的養護を経験したメンバーが中心となり作成・運営している。アドバイザーを務めている。
- もうひとつの体験プロジェクト(AXP)
2017年より、福岡市内の児童養護施設や里親家庭で暮らす子どもたちへ「もうひとつの体験(Alternative Experience)」を届けるプロジェクトを、九州大学と福岡女子大学の学生と共に進めている。
- NPO法人 子どもNPOセンター福岡
福岡市で里親養育・支援を推進する官民連携のプロジェクト「ファミリーシップふくおか」の代表を務めており、その事務局が本法人。また、福岡市における社会的養護の子どもたちやその支援者のCOVID-19予防支援、そしてデジタルリテラシー・シティズンシップを育んでいくためのプロジェクト「ネクストダイアローグプロジェクト(NDP)」のディレクターも務めている。2021年度より理事に就任。
- 社会福祉法人 抱樸
2014年より、NPO法人抱樸の子ども家族まるごと支援、就労支援事業を支えるソーシャルビジネス、ICTを活用した支援ツール開発、社会的に孤立している子どもたちを支えるための地域づくり等の研究やサポートを担当。2023年より社会福祉法人抱樸の理事に就任。
- NPO法人 子どもと遊びプロジェクト|こぷろ
里親家庭や児童養護施設など社会的養護のもとで暮らす子どもや、社会的養護を経験したユース、または何らかの困難を抱えた子どもたちのために主体的な「遊び」を体験できる活動を進める団体。設立時から理事を務めている。
- アフターケア事業全国ネットワーク えんじゅ
アフターケア事業に携わる事業者の全国ネットワーク。理事を務めている。
- 社会福祉法人グリーンコープ
2019年度より、グリーンコープ生活協同組合連合会の「家計改善支援事業(生活困窮者自立支援)」における支援者養成の教材開発・デザインを担当。2022年より、社会福祉法人グリーンコープの広報アドバイザーを担う。
- 株式会社 ALBUS
設立初期はディレクターとして運営およびデザインワークを担当。現在はアドバイザーとして、法人全体に関わることやいふくまち保育園・ごしょがたに保育園の運営アドバイスに携わっている。
- NPO法人 子どもアドボカシーセンター福岡
子どもアドボカシーの推進やアドボケイトの養成に取り組むNPO法人。2021年度に設立。専門アドバイザーを務めている。
- フォスタリングマーク・プロジェクト
フォスタリングマークのもとに里親養育・制度の普及に取り組むプロジェクト。日本財団および家庭養育推進官民協議会が運営。本サイトのクリエイティブディレクション・デザインや子どもと支援者向けのコミュニケーション・ツール「フォスタリングカードキット TOKETA」の企画制作に携わっている。
- NPO法人 震災リゲイン
東日本大震災をきっかけとして設立されたNPO法人で、理事を務めている。防災や減災、復興情報を発信していく冊子「震災リゲインプレス」の発行や、災害時における中間支援を目的としている。
- NPO法人 soar
人の持つ可能性が広がる瞬間を捉え、伝えていくことを目指したウェブメディア。2019年より理事に就任し、主に子どもの福祉に関する記事のアドバイス等に携わっている。
- 那珂川市|福岡県
2014年度「那珂川町広報戦略」の座長を務めて以来、広報相談会アドバイザーを務めている。また、複合文化施設「ミリカローデン那珂川」のリニューアルに関するプロジェクト「ミリカのミライ」のメンバーでもある。
- 福岡市こども総合相談センターえがお館 ウェブサイト
福岡市の児童相談所「福岡市こども総合相談センターえがお館」のウェブサイトのリニューアル・運用を担当(2014-)。クラウドファンディングにより市民から資金を集め、デザインしたサイトを寄付をするという手法で実装。
contact
takita[at]trivia.gr.jp
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九州大学伊都キャンパス
イーストゾーン|イースト1号館4F(マップ:80番)- 田北雅裕講師室(E-A-408号)
- 教育デザイン論研究室(E-A-407号)
- for student
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研究室所属や進学を希望する学生は、
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